Wakana Diary_20190202


ナガ旅行編の続きです。

ナガ村と他の地方の村との違いで驚いたのは村人の反応でした。

 

私はまあまあ頻繁にシャンの山岳民族に会いに行きますが、村の子供達は外国人に対しても人懐こくいつも一緒に遊んでくれます。でもナガの子供達は全然違いました。

 

最初車で村に入っていくと子供達が後ろから追いかけて来るので、その時はここの子供達も人見知りしなそうな感じかなと思いましたが、

車から降りて子供と戯れようと近づくと一目散に逃げられました。

少し離れた家から興味深そうにこちらを見ている子達も近づく素振りを見せるとさっと隠れられます。

近づくと逃げるしカメラを向けると顔を隠されます。

私は絵の参考にするための人物の写真が撮りたかったので大変でした。

なんだか悪いことをしている気分になります。

小さい男の子に号泣された時はちょっとショックでした。

 

若い女の子達もカメラを向けると同じような反応でした。

これは外国人が怖いのか、恥ずかしいのか、カメラを何かやばいものだと思ってるのか、許可なく撮るんじゃねえということなのか、どれなんだろうと思いました。

 

でも帰り際に10代後半くらいの女の子達がにこにこしながらこちらを見てたので、バイバイと手を振ったら振り返してくれました。

今ならいけるかと思ってカメラを向けるとキャーッという感じて顔を隠されたので、やっぱり恥ずかしいのかなと思いました。

 

大人は逃げませんが、特別交友的という感じでもありませんでした。

その村の言葉をいくつかガイドさんに教わって挨拶するとたまーに返してくれました。

ナガにはナガ語がありますが、村によって全然違う言葉を話しているらしいです。

個人的に一番交流できたのは私がふらふら歩いてたらどぶろくを分けてくれたおじさんです。

かっこいい竹の水筒入ったトウモロコシを発酵させたようなお酒です。意外と甘みがあって爽やかで冷えてたらもっと美味しいだろうなと思いました。

そのおじさんはどこか身体の具合が悪かったのか私になにか薬を求めているような感じがありましたが、私は薬を一つも持っていませんでした。

ミャンマーの村に行くときは薬のお土産が喜ばれることがよくあります。


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